新しい映画村には日本文化を体験できる「御池町家」がオープン。
江戸時代の建築を模しつつも、どこかモダンな雰囲気を感じる空間では、茶道と日替わりで華道・能・狂言・お囃子・京舞・三味線の体験教室が開講されています。今回は、文化体験の中で唯一毎日開講予定の「茶道」を体験。
お教えいただくのは、藪内随竹庵7代目の福田 籠庵(ふくだ るあん)先生です。
福田先生、よろしくお願いします!
福田先生:よろしくお願いします。皆さんは茶道に対してどういうイメージを持っていらっしゃいますか?敷居が高く感じられている方もいらっしゃるかもしれませんが、お茶を飲むという行為は本来とても日常的なもので、皆さんも茶筅さえあれば茶道を始められます。
今日は茶道の少しのコツをお教えして、決まった形に縛られずに、皆さんが茶道を「楽しい」「もっとやってみたい」と思ってもらえるような時間にしたいと思っています。
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1.先生の点前を拝見する
「点前」とは、茶道具を清める一連の所作を指します。福田先生の流派は藪内流(やぶのうちりゅう)という武家茶道で、その名の通り武士のような勇ましさのある動きが特徴です。
2.お茶菓子をいただく
季節に合わせたお茶菓子をいただくことができます。
3.抹茶を点てる
抹茶を立てる際は、器にも注目してみてください。
先生の道具や器は外国から仕入れたものもあるそうで、バリエーション豊か。本来は茶道具として作られていないものを応用することもしばしばあるようです。千利休は、魚をすくう籠を花入れにしたり、日用品を茶道具として使っていたとのこと。茶道はクリエイティブにあふれた文化であることを感じました。
福田先生:それではいよいよ抹茶を立てます。ペンを指で持って上下に振ると曲がって見える手遊びを思い出してください。その動きを意識して、素早く茶筅を振りましょう。
せーので一斉に茶筅を振ります。みんなでできた泡を見比べて楽しみました。
5.抹茶を味わう
福田先生:この場では形式的な言葉より、みなさん思い思いの率直な感想を言い合いましょう。
先生の一言で、体験した私たちもリラックス。コミュニケーションを楽しみながら、素敵なひと時を過ごすことができました。
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Q&A
Q. 今回の体験を通して、お客様にどのような茶道の魅力を感じていただきたいですか?
A. 茶道は日本人の遊び心が詰まったものであることを知っていただきたいです。音楽やスポーツと同じく、茶道も生活のすぐそばにある文化の一つです。豊富な知識を持っていることが特別な価値を持っていた時代もありましたが、映画村での茶道体験では、「楽しい」「美しい」「かっこいい」など、シンプルでもとにかくポジティブな感情を持っていただけると嬉しいです。
Q. 今回の体験で、特に注目していただきたい点はありますか?
A. 「静」と「動」の空気感です。茶道には凛とした静けさや緊張感がありますが、それはとても心地よいものです。そして同時に、お茶を点てて皆で楽しく交流することもできます。その両方を皆さんには体験していただきたいと思います。
Q. 茶道を学ぶことによって、日常生活にどのような良い影響を与えると思いますか?
A. スマートフォンやSNSによって常に時間に追われている現代において、ゆったりとした時間を持つことはとても大切です。お茶を点てる時間、待つ時間。一見、意味のない時間のように思えるかもしれませんが、その時間こそが大切なのです。今回の茶道体験が、そうした時間の価値に気づくきっかけになれば嬉しいです。
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映画村でしかできない特別な茶道体験、ぜひ遊びに来てくださいね。福田先生、今回はありがとうございました。